2017.1 壽新春大歌舞伎(新橋演舞場)感想


今まで澤瀉屋を盛り上げてきた市川右近さん。

この公演で、「三代目 市川右團次」を襲名されました。

そして息子タケルくんが「二代目  市川右近」として初舞台を踏みます。



襲名を祝うのは澤瀉屋一門と成田屋一門、そして梅玉さん。

襲名を彩るにふさわしい演目が並びました。


今回のダイジェストはこんな感じ。

1:右近くん大活躍の「雙生隅田川」

2:海老蔵さん大熱演の「義賢最後」

3:中車さん大奮闘の「義賢最期」「黒塚」

4:舞台が派手な割に地味めな「錣引」




最近は海老蔵さん主役の演目で悪役をやったり、歌舞伎座でかかる古典の作品でよく脇をつとめておられる印象。

三代目猿之助不在の澤瀉屋を引っ張ってきた頃の活躍ぶりをリアルタイムでは知りませんが、亀治郎さんが猿之助を継ぎ、香川さんが中車となってから、どうしても右團次さんは影が薄くなっちゃった感じがします。


右團次さんはとても応援してる役者さん。今後も頑張っていただきたい!

ワンピースの配役も発表されましたが(コチラ)、白ひげが右團次さんで安心しました。笑



そして本公演の最大の目的は何と言っても「黒塚」です。

見たかったんです。黒塚。。。

楽しかった。。

ずっと見たかった分、自分の中で期待値もかなり大きくなってたんですが、それを悠々と超えてきました。


詳しい感想はコチラから。


以下、演目と雑レビューです。

(リンクになっている演目は個別の感想ページあり)




壽新春大歌舞伎

市川右近改め 三代目 市川右團次 襲名披露
二代目 市川右近 初舞台


【昼の部】2017.1.8観劇
■雙生隅田川(60分,45分,35分,30分)
 ●三人宙乗りに超アガる
 ●オメさん父上の声に似てる
 ●オメさんすぐ死ぬ
 ●気が狂う猿之助の班女御前が良い
 ●鯉つかみの意外なユルさ
 ●本水の立ち回りは大迫力


【夜の部】2017.1.7観劇
■源平布引滝_義賢最期(85分)
 ●海老蔵 滅びの美学
 ●海老蔵の気迫
 ●中央の階段が柔らかく軋むのは仏倒れ仕様?
 ●照之さんが馴染んでた
 ●市蔵さん転んでたけど膝大丈夫かな

■口上(15分)
 ●梅玉さん以外みんな柿色
 ●梅玉さん以外みんなまさかり髷

■錣引(40分)
 ●舞台が派手な割に地味
 ●珍しい演目 見れてよかった 
 ●せりで崖の上と下を表すの楽しい

黒塚(70分)
 ●悲しきババアの激おこ舞踊
 ●念願叶ってやっと見れた
 ●幕あきの暗さがドキドキする

 ●照之さんが馴染んでた



※歌舞伎美人 本公演ページ

http://www.kabuki-bito.jp/theaters/shinbashi/play/505

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