六月は三月大歌舞伎ぶりに歌舞伎座へ。
今回の一番の目的は「浮世風呂」「弁慶上使」でしたが、ほかの演目も古典から新歌舞伎の名作まで取り揃えられ、魅力たっぷり。
お腹いっぱい、でしたね。
「鎌倉三代記」はまだまだ自分には高難易度だったのか、ウトウトしてしまいましたが、総じて「のめりこんで」観ることができました。
重ためな演目が並ぶ中、ひときわ印象に残ったのが「浮世風呂」。
エンタメ性あふれるコンパクトでインパクトある演目で、なめくじのキュートさ、設定のシュールさ満点。
澤瀉屋の家の芸を存分に楽しめました。横文字ばかりですみません。
「澤瀉十種」の演目は、今後どんどんかけていって欲しいですね。
浮世風呂で心奪われた僕は、ほかの踊りもかなり気になってます。
福岡からはるばる見に行ったわけですが、ひとつ感じたことがあります。
昼の部で吉右衛門、夜の部で幸四郎、の重厚な古典が見れるところ、やっぱり歌舞伎座の興行は豪華ですね。
福岡から遠征するだけの価値をひしひし感じながら帰路についたのでした。
(この兄弟の共演もそろそろ見たい)
以下、演目と雑なひとことレビューです。
(リンクになっている演目は個別の感想ページあり)
六月大歌舞伎
【昼の部】2017.6.11観劇
■名月八幡祭(107分)
クレイジー松緑
■浮世風呂(23分)
「なめくじ」と書かれた着物がシュール
■御所桜堀川夜討_弁慶上使(73分)
吉右衛門デカイ
【夜の部】2017.6.10観劇
■鎌倉三代記_絹川村閑居の場(80分)
井戸からニュッ
■曽我綉俠御所染_御所五郎蔵(75分)
ハンサムは何やってもハンサム
■一本刀土俵入(85分)
幸四郎ってあんな演技もできるのね
※歌舞伎美人 本公演ページ
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