今月の歌舞伎座は十八代目勘三郎の7回忌追善興行。
ゆかりの演目、ゆかりの役者が揃う芸術の秋です。
都合により夜の部のみを購入。
いつかみたかった成田屋以外の“助六”です。
念願叶ってついに仁左衛門がやってくれました。
宮島のだんまりという芝居も初めてでしたが、吉野山含め残念ながら見れませんでした。。
台風で福岡からの飛行機が遅れ。。
助六の順番が最後で本当に良かった。。
いやはや、仁左衛門助六マジでかっこよかった〜
松嶋屋の端正な顔立ちにむきみの隈が映えます。
福山かつぎで孫の千之助が出てくるのもいいですね。
そして今回の目玉はもう一つ。
揚巻を七之助に譲り、助六母満江を勤める玉三郎。
助六と揚巻を見守る満江の姿は、後輩たちを見守る玉三郎本人の姿と重なります。
そして個人的に楽しみだったのが、長らく努めてきた左團次ではなく歌六の勤める髭の意休。
左團次のような飄々とした雰囲気とは違う、ふてぶてしく愛嬌ある姿が印象的でした。
(意休は、いつか中車にもやってほしいなと思ってたりしてます)
次の助六上演は、團十郎襲名興行かしら。
また成田屋以外の助六も見てみたいナ。
もちろん歌舞伎が好きな方ならご存知でしょうが、“助六”は主演する役者によって題名が変わる面白い趣向のお芝居。
歌舞伎座百三十年
十月大歌舞伎
十八世中村勘三郎七回忌追善
【昼の部】
■三人吉三巴白浪
■大江山酒呑童子
■佐倉義民伝
【夜の部】2018.10.6観劇
■宮島のだんまり
■義経千本桜 吉野山
■助六曲輪初花桜
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