2018.6 六月大歌舞伎(歌舞伎座)感想

吉右衛門や菊五郎の年齢を考えると、これから彼らがやる役は生涯最後なのかも…と感じてしまうのは事実です。


印象に残ったのは、上記の二人はもちろんのこと

昼夜で笑いどころを作ってくれた市村橘太郎さんですね。


歌舞伎座百三十年

六月大歌舞伎

【昼の部】2018.6.17観劇

■妹背山婦女庭訓 三笠山御殿
楽善と彦三郎・亀蔵親子が絵になる幕あき
官女怖い
芝翫の女方は顔に少しお父上の面影

■六歌仙容彩 文屋
菊之助の軽快な踊り
三笠山御殿に続いて官女が怖い

■酔菩提悟道野晒 野晒悟助
着物がオシャレ
團蔵さんの囲碁柄がツボ
今のとこ今年の歌舞伎で一番笑った
悟助のモテ具合エグい
最後の場面で左團次がもらったお金を落としちゃうハプニング
悪役のくせにお茶目で可愛らしいね


【夜の部】2018.6.16観劇

■夏祭浪花鑑
吉右衛門と菊之助、和史くん三代共演いいね
終盤で吉右衛門さん膝から血が流れてたからちょっと心配した
しかし血までもが演出かと思うくらい絵になっていた
お大事になさってください
橘三郎さんの舅がクソジジイすぎた
あと歌六さんのちょいワルジジイはかっこいい

■巷談宵宮雨
芝翫×松緑って珍しい?
笑える怪談だね
芝翫が案外こういう役似合うのかもね
虫除けの煙の匂いが漂って雰囲気抜群
登場人物は結局全員ろくなやつじゃなかったな

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